2011年8月1日月曜日

留学生そば打ち体験教室

8月1日(月)
今日は、武蔵浦和日本語学院からの依頼による「留学生そば打ち体験教室」だ。
早いもので、外国からの留学生を対象にしたそば打ち体験教室も7回目となる。

今年は、香港からの中高生7人で、付添も含めて9人を受け入れる。
我がさいたま蕎麦打ち倶楽部の道場に9:30に集合し、会長から日本の伝統食文化としての「手打ちそば」「の話しをする。
以前は、1年以上も滞在していて、日本語が良く分かるる留学生もいましたが、最近は短期3週間程度の学生が多く、まだ、日本語による会話は難しいようだ。

先ず、講師代表(荻原四段)のデモから始める。
会長の技術解説だが分かったのか分からないのか?とにかく面白そうに見ている。
そば打ち体験になると言葉が分からなくとも何とかなるから面白い。
中高生なので明るく元気な子たちで講師も張り合いが良いようだ。

打ち終わって、試食となりそれぞれの班ごとに茹でて食べてみるが、上手に食べる生徒が多い中、食べ方で苦労する生徒もいた。
その後、デモのそばを出して食べ比べだ。

元気盛りの中高生には淡白な味は慣れてないのかもしれない。
最後に、どっちが美味しかった?
と聞いたら?????(答えられないということは・・・・・・)

まあ、折角日本へ来たのだから充分楽しんで、良い思い出を持って帰国していただきたいと願う。


 手打ちそばのお話しの後、講師のデモを真剣に見入る
 早速、グループに分かれてそば打ち体験
 どうです!僕たちの出来栄えは?

さあ!皆で試食です。味のほどは?

留学生・講師全員で記念写真

2011年7月10日日曜日

梅雨明けの日曜庵

7月10日

昨日梅雨明けとなり、今日は朝からキラキラと太陽が輝いていて、暑くなりそうだ。
日曜庵倶楽部の会員もこの暑さで来ていただけれるかな?と心配しつつ道場へ8時に集合する。

今日のスタッフは13人で、早速蕎麦打ちに掛る。
本日のそば粉は、幌加内産キタワセの石臼挽き粉で、1玉1300gのそば粉と200gの中力粉とする。
11玉打って11時オープンしたが、茹で始めたら、室温がドンドン上昇し、天井近くの時計についている温度表示が39度に!!!!
冷房をかけながら窓を全開しても温度は下がらず、写真にあるようにうちわでしのいでいただく始末となった。
それでも、皆さん、苦情も言わずに暑さに耐えながら蕎麦のお代わりをしていただき、何とも嬉しい。

結局、55人の会員にお出でいただき、もりそば108枚がお腹の中に納まる。

今日の試食会費43,000円は東日本大震災支援義援金として日赤へ、これで、4月からの累計寄付金額は184,000円となりました。

それにしても、真夏の暑さ対策をなんとかしなければいけませんね。

8月は第2日曜日が14日で、お盆と重なるのでお休みとします。

9月は11日ですが、もしかしたら、北海道産の新そばが食べられるかも!!!!!

皆さん、うちわ片手におそばを・・・・・

2011年6月13日月曜日

東日本大震災支援活動 6月

6月12日(日)

薄曇りの日曜日、今月の日曜庵倶楽部です。
スタッフ10人が集合し、そば打ちを開始します。
本日のそば粉は幌加内産石臼挽きキタワセで二八そばです。
雨の心配はなさそうで、先ずは120食分で、1.5k玉を10玉打ちます。
11時のオープンから参加者が見え始め、12時ころは5~6人が席が空くのを待つくらいになりました。
食べ放題ともり蕎麦1枚のコースがあるが、三分の二は食べ放題コースであり、多い人は5枚は食べるので時間がかかります。

それでも、14時の閉場までに58人が来場され、途中2玉を追加し、約144食分が来場者のお腹に入りました。(1人平均2.5枚)
私たちの打ったそばを沢山食べていただいたご来場の皆様に感謝です。

今日の参加費の合計は50,500円となり、日本赤十字社に東日本大震災義援金として寄付をします。
これで、4月、5月と合わせて141,000円の寄付となりました。

次回は7月10日です。

2011年5月20日金曜日

NHK文化センターで教室

毎月第1・第3木曜日は、さいたま蕎麦打ち倶楽部近くのNHK文化センターさいたまアリーナ教室で出張そば打ち教室(家庭で打てる二八そば)を開催している。
これは、さいたま蕎麦打ち倶楽部の手打ち蕎麦普及活動として実施しているもので、受講生は最大12人、講師は7人である。
倶楽部の教室と同様3ケ月6回コースであるが、継続者が多く、現在、12人中、初段が1名、二段が4名となっていて活気に溢れている。

受講生は水回しに真剣です

延し台も6台で6人ずつ打てます

2011年5月8日日曜日

日曜庵倶楽部

今日は月1回の「日曜庵倶楽部」ですが、今までと違います。
今まで使用させていただいた1階の食堂がいよいよ営業を開始することになり、使用できないため、2階のそば打ち道場で開催します。
通常は、そば打ち教室や会員の稽古場として使用しており、棚等には乱雑にそば関連用具を並べておいたのですが、今日は、皆で化粧直しから始めました。
いよいよ11時のオープンで、皆さんに会場が気に入っていただけるか心配でしたが、ほとんどの方が私たちの良く知っている方々でもあり、「何の違和感もありません、むしろ、気楽さが出ていい感じです」とのこと。
4月よりも来客も多く、11玉(1.5k)で約150人分が全て出ました。
会費52000円は、大震災義援金として全額を寄付し、4月分38,500円と合わせて90,500円となりました。
来月も皆さんに楽しんで頂けるようがんばるぞ!

天候も良く、キリット締まったもりそばを楽しんでいただいています


会員12人美味しいそば作りに真剣です



「日曜庵」とは
さいたま蕎麦打ち倶楽部は、2007年(平成19年)から毎週日曜日にそば処「日曜庵」を開いていました。
さいたま蕎麦打ち倶楽部のそば打ち道場は、さいたま新都心にある「群馬県高山村大使館」の2階ですが、1階は食堂となっていました。その時点では営業者が無く、オーナーのご配慮により高山村のインフォメーションを兼ねて、毎日曜日に一般の方を対象に営業をしていました。
私たちは、アマチュアそば打ち家ですが、保健所の許可もとって正規のそば店でした。
ただ、あくまでも、手打ちそばの普及啓発活動の一環であって、従事しても無料奉仕でした。
しかしながら、毎週日曜日にオープンすることにより、本来の事業活動(福祉施設訪問などのボランティアや全麺協の事業活動など)に制約が多く、2008年(平成20年)末、57回を持って閉店とさせていただきました。
その後、日曜庵へお出でいただいていたファンの方々から「是非再開して欲しい」との強い要望もあり、2010年4月から会員制の「日曜庵倶楽部」として再開をしました。
この「日曜庵倶楽部」は営業ではなく、さいたま蕎麦打ち倶楽部のファンクラブとしての会員を対象に、月1回(原則第二日曜日)だけ試食会として会費制で思う存分食べていただく趣向です。
試食会費は「1,000円で盛りそば食べ放題」ですが、1枚だけの方は500円としてあります。
今まで、最高は10枚召し上がったがった方が数名おります。

日曜庵倶楽部の詳細は http://members.jcom.home.ne.jp/sobauchi/ で

2011年4月30日土曜日

埼玉福祉事業協会フェスティバル

4月29日(金)
今日は障害者支援施設「杉の子学園」や「あかしあの森」等を運営している社会福祉法人埼玉福祉事業協会(http://www.suginoko-g.or.jp/index.html)の春のフェスティバルにそばブースを出店しました。
協会理事長の登澤宗雄氏は、さいたま蕎麦打ち倶楽部の会友として活躍しており、自らも全麺協三段の腕前で、施設内にそば打ち場があり、障害者や職員に美味しいそばを提供しています。

このフェスティバルに出店するのも今年で3回目ですが、施設の立地場所が良い(?)せいか、過去2回は春の突風に悩まされたものです。
しかしながら、今日は穏やかな日和に恵まれ暖かい日差しの中で賑やかで楽しいフェスティバルとなりました。

さいたま蕎麦打ち倶楽部精鋭21人が7:30までに現地に勢揃いし、用意されたテントに機材をセットし、そば打ちを開始、11時開店までに20玉(1.5k玉)を打ちあげ準備完了です。

施設内では、やはり、ボランティア参加の方々が出店した、綿あめ、焼きそば、フランクフルト、今川焼などの屋台が並び、障害者と家族の皆様が賑やかに楽しんでいます。

もちろん、売上金や募金などは東日本大震災への義援金として寄付されるとのことです。

私たちのそばブースは協会の配慮により、無料でふるまわれることもあり、長い行列ができて、我らがスタッフも大忙しでした。

そばを食べた障害者がお代わりをねだるなど、嬉しい悲鳴に我らスタッフもやりがいがあります。

結局、5玉追加で25玉約350食分が出たところで閉店となり楽しい一日が終わりました。
登澤理事長からは、「来年もお願いします。」とのお話しに、一堂「もちろん」と、それぞれ満足顔で帰途につきました。


そばブースには長い列が絶えない。

そばを楽しむ参加者の皆さん

テント内でそば打ちをする会員

2011年4月27日水曜日

第11回親子そば打ち体験教室

2011年3月6日(日)
今日は親子そば打ち体験教室だ。
11年前、さいたま市の「花まる学習会」代表の高濱正伸さん(学習塾では超有名人です。)から「倶楽部のホームページを見て、子供たちに伝統食文化である”手打ちそば”を体験させたい。」との要望に応えて毎年実施しているもので、昨年、10年記念で、心温まる”感謝状”をいただいた。

毎年希望者が多くなり、一昨年から会場を埼玉県県民活動総合センターの調理実習室で開催している。それでも、二部制にしてやっとであり、今年も、21組(子供26人、親33人)と賑やかだ。

講師は倶楽部会員14人の精鋭で、1組に1人が付きます。

親子ごとに5組づつ500gの二八そばを打ち、終了後自分たち売ったそばを茹でて試食する。その後、講師の打ったそば食べて味比べをするのですが、親は「先生の打ったそばにはとてもかなわない。」となります。しかし、子供は「僕(私)の打ったそばの方が美味しかった。」と正直です。

この正直な感想が私たちは、何よりも嬉しいのです。
「手間をかけて一生懸命作ったものは、何よりも優る」ことを感じていただければこの教室は大成功です。
また、来年が楽しみだ。