2012年5月2日水曜日

埼玉福祉事業協会フェスティバル出店

2012年4月29日(日)

2008年1月に社会福祉法人埼玉福祉事業協会(http://www.suginoko-g.or.jp/)の障害者施設「あかしあの森」新設落成記念で出店してからもう4回目となります。
縁は、さいたま蕎麦打ち倶楽部の会友で全麺協三段の登澤宗雄氏が同協会の理事長であったことからこのフェスティバルに出店していたのだが、昨年10月登澤氏が急逝してしまった。
施設の障害者に美味しいそばを食べさせたいと、施設内にそば打ち場まで設置した方であり、残念至極です。
その登澤さんの遺志を受けて、新理事長さんから引き続きこのフェスティバルに出店してほしいとの要請により、喜んで出店したものです。

毎年この日は、強風に悩まされるのだが、今年は初夏のような穏やかな日であった。

道具等を運ぶ倶楽部の専用車エスカーゴで朝6:30に出発して7:30から準備の予定だったが、エスカーゴのバッテリーがあがって出発が1時間遅れというハプニングとなったが、先発隊の努力もありなんとか順調な準備ができた。

理事長さんから、「毎年、そばは人気があって要望が強いので、今年はたっぷり打ってください。」とのうれしい要望。
昨年、そば粉30kであったが、40kを持参する。(今年は北海道夕張産のキタワセ)
倶楽部会員16人がそば打ち、茹で・洗い・配膳を分担し、食器洗い等は施設のスタッフにお手伝いしていただき大助かり。

結局、1.5k玉で28玉42kを打ち、420人前を食べていただいた。
(今川焼など他の模擬店は有料だが、そばブースは、施設側の配慮(材料費を提供いただく)により無料サービスとなっています。

途中施設側の赤飯などの提供を立ち食いしながら休む暇もない状況であったが、多くの障害者と家族に喜んでいただいて快い疲れを感じながら帰途につきました。


今回は風も穏やかで初夏の爽やかな天候です。

そば打ちには、高段者(五段)の厳しい?指導付です。


日差しがまぶしくなるころには、このようにそばを待つ長い行列ができました。


親子そば打ち体験教室

2012年4月15日(日)

2000年12月3日に浦和市南本町(現さいたま市)の花まる学習会の教室で親子そば打ち体験教室を開催してから12回目となります。
当時参加した児童は大学生になっているそうで、時の経つのは早いものです。

あれから、この体験教室への参加希望者が毎年増加して、3年前から伊奈町にある埼玉県県民活動総合センター料理研修室で、2部制で実施しています。

今回も子供27人、大人29人計59人の20家族で、10家族ずつ2部で行います。
会場には、麺打ち台等6式を配置し、1台はデモ用としています。
最初に、1部10家族をそばの歴史・文化・栄養、体験にあたっての留意事項をお話し、5家族から順次体験になります。
1部10家族の体験終了後、それぞれ打ったそばを茹でて試食し、デモで講師が打ったそばと食べ比べをします。
さて、どちらのそばが美味しかったか?
毎回、結果は同じで、親は「先生の打ったそばにはとてもかなわない」ですが、子供たちは「自分の打ったそばのほうが美味しい!!」と必ず言います。
そうです、自分で苦労して作った料理は美味しいんです。これで、この体験教室は大成功!!

1部が終了後、2部10家族と交代します。
講師・デモ総勢13人お疲れ様

料理研修室は、子供・親・講師の熱気があふれています。

姉妹とお母さんで真剣に捏ねています

お!麺棒の扱いも玄人はだしだ


さて、お楽しみの試食です。私の打ったそばのお味は?